小売業様とのご縁で感じること

私は「製造業の現場改善を得意とするコンサルタントです」と名乗っております。

ただ、実際には小売業様とご縁を頂くことが多いように思います。

小売業の悩み事と言えば、やはり「売上」「集客」ではないでしょうか。

そういった悩みを持つ小売業のお店は、誰に売るのかが定まっていないことが多いです。

「標的顧客」とか言ったりしますね。

 

大量生産・大量消費の時代が終わり、個性が求められる時代は特徴のあるお店しか生き残れなくなりました。

万人受けするお店は、一つ間違えると個性のないお店となってしまいます。

高齢女性のお客様をメインと考えるお店と、若い女性をメインと考えるお店では、品揃え、広告・宣伝、外観・内装・陳列などがまったく変わってくるでしょう。

かと言って、どんなお客様をメインとするか、お店の立地や商圏の特徴なども考えないと、標的顧客には支持されても商圏内の標的顧客自体が少なく売上が低迷してしまうことも考えられます。

 

また、店主様の「思い」が邪魔をしていることもあります。

ファミリー向けの居酒屋を出店しても、夜遅くファミリーが足を運ぶかどうかは疑問です(週末は居酒屋でファミリーを見かけることも多いですが)。自分の好きなアクセサリーのお店でもお客様が気に入るかどうかは別問題です。

「こういうお店を経営したくて開業した」という熱い思いは大事です。一方、その商品を求める客層が商圏内にどの程度存在するか、ライバル店は存在するのかなど、冷静な判断が必要です。